FC2ブログ

Qu'est-ce que vous me proposez?

ボジョレーヌーボー
2009年ボジョレーヌーボー解禁。
ボジョレーヌーボーは軽くてそれでいて酸味ばかりが強くて、たいていそんなにおいしくないのであまり飲むことはないのだけど・・・日本では相変わらずの人気!
先日、家の近くの温泉パーク(笑)に言ったらボジョレーヌーボー風呂っていうピンクのお風呂があって「あれっ今年もう解禁したんだっけ?」と思っていたのだけど、その数日後19日(木)に解禁された。じゃあ、あのお風呂はいったいなんだったわけ?(飲まなければ開栓していいの?そんなことないよね?)飲むために造られたワインをお風呂に入れてしまおうという発想、そして喜んで入浴する客。しかもボジョレーじゃないかもしれないお風呂(意味あるのか?)。なんだか情けなくて泣けてくる。そんなにワインの香りのお風呂に入りたければ、ワインの入浴剤でも入れたらいいんじゃないかと思うのだけど、それじゃあリッチな気分が味わえないのかしら。こんな片田舎の温泉パークでリッチな気分も何もないと思うけど。葡萄畑でワイン造りのために生涯をかけてるフランス人のことを想うといたたまれない気がします。
さらに今年びっくりなのが、ペットボトル入りのボジョレーヌーボー!ペットボトルが軽いので輸送コストが下がり、結果的にワインの値下げに成功したとのこと。もうなんていうの?そんなことまでしてどうするの?どうしたいの??もはやフランスのワインの伝統も、味も、ボトルの役割もまったく無視っ!!!見えてるのは企業利益のみ!!そりゃ怒るよフランス人。怒る人もいれば「また日本人がおかしなことしちゃった」と思う人もいるだろうな。日本人のボジョレー熱はフランスでもちょっと有名で、面白おかしく取り上げられているのを知ってる人はどれだけいるんだろう。
私はワインが好きだから、日本でもおいしいワインが手ごろな価格で手に入るようになって、ワインに対する感心が高まってというのがすごくうれしいのだけど・・・やっぱり造り手のことを考えて飲みたい。フランス人にとってのワインは日本人にとってのお米と同じじゃないだろうか。お米を無駄にしたら『目がつぶれる』というでしょ?いくら新潟コシヒカリがブランド米だからって外国人にコシヒカリプールにされてコシヒカリの中に体を埋められたら、怒るでしょ?私だったら目をくりぬいちゃうかもしれない(笑)私はフランスでお米がひどい扱いされていて(あっ食べ方のことね。プールじゃないです)腹がたったけど、ワインもお風呂に入れられたり、噴水にされたりするとフランス人は傷腹が立つんじゃないかと思う。

そんなことを思っていたら・・・母が例のペットボトルのボジョレーヌーボーをうれしそうに買ってきた。「西友で売り切れだったからイイダスーパーまでいってきたのよ」って。ほらね、我が家も例外じゃない。・・・というか、まさに典型的なお祭り事大好きな日本人家庭。
え・・・ワイン?飲みますよ。飲みますとも当たり前じゃない。ワインは飲むためにあるんだもの。ヌーボーだろうと、ペットボトルだろうと。感謝していただきます。
09-11-20.jpg
よく見るとペットボトルの芸の細かい今年のボジョレー。お味のほうは・・・正直、なかなかおいしかった。例年に比べて酸味が少なくて味がある感じ。
ただボジョレーAOCはこのペットボトルを来年から禁止する方向で、もしかしたら今年が最初で最後の幻のペットボトルボジョレーになるかも。
個人的にはボジョレー地方では新酒でないMORGON(モルゴン)というワインが好きです。
スポンサーサイト
Designed by aykm.