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Qu'est-ce que vous me proposez?

旅の始まり(その1)
小学校のときとか、やたらとしっかりしていてハンカチもティッシュも必ず持っていて衛生検査はいつも満点。消しゴムなんかはなぜか2つ持っていて忘れた子に貸してあげちゃう余裕のある女の子っていましたよね。それが麻里子ちゃん。(イメージ)
そして、いつも忘れものばっかりで男の子に消しゴムを借りちゃったりする女の子が私。大勢でおしゃべりをしていてもなぜか一人だけ怒られる要領の悪い子っていましたよね。それが私。
こんなふうに麻里子ちゃんと私は性格がぜんっぜん違くて、いまだに私たちがなぜこんなに気が合うのかはわからないけど、ありがたいことに仲良くしてもらってます。まぁ性格が違うから気が合うともいえるのですが。
そしてニジェールの旅、私たちのこの性格が顕著に現れる大事件と共に幕開けしたのでした。

食糧難のニジェールにいる舌の肥えた元パリジェンヌ麻里子に美味しいものを届けようと、出発前日はお土産の買い物に奔走。数種類のチーズと3本のワイン(ご指定のワインバーで)、噂のソーセージとスーパーでの保存食料品。トランクいっぱいに食品をつめてパリシャルルドゴールからアフリキアという航空会社の飛行機でトリポリ経由、ニジェール首都ニアメに向かう。
必要なものはパスポート、黄熱病のワクチン摂取の証明書、そして現金。

アフリキアって聞いたことないけど・・・意外にもなかなかしっかりした飛行機で一安心。CAもフレンドリーで感じがいいし、機内食も悪くない。それにしてもアジア人いない~~~~~!見た限りでは私が唯一のアジア人、あとはアフリカ人とフランス人が半々ぐらいか。だから他の乗客もCAもことあるごとに私に話しかけてきて、何人なの?何しに行くの??と興味津々。最後の旅行と未知の世界に踏み入れる期待、友達に会いに行く興奮とでテンション高い私。「日本人です~♪」「友達に会いに行くんです~♪」と軽快にコミュニケーションを交わす。
そしてうきうき気分で空の旅を過ごし、経由地のトリポリに到着。次の飛行機までは3時間あまりの待ち時間。一度飛行機を降りて待合室で乗り継ぎ待ちをする。飛行機を降りて滑走路に下りると・・・熱い!!!気温は40度以上!!ムンとした熱気と砂埃でかすんだ視界にアフリカの厳しさを感じる。これがアフリカかぁ!すごい!!!こんなところに一人で来てしまう自分にわくわくする。
そしてそのほんの10分後に衝撃の出来事が私を待っていたのだった。

つづく
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