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アディュー
おじいちゃんのお葬式にいってきました。11区のPère Lachaise墓地。生まれてから、亡くなるまで本当にパリジャンです。フランスのお葬式ってどうすればいいんだろう?と不安に思う反面、こういうことは気持ちだから作法がわからなくても足をはこんだことに意味があるんだと言い聞かせて式場にむかう。途中のお花屋さんで、お葬式用のお花をくださいといったら、これから誕生日パーティーにでも行くかのような華やかなブーケを渡されて、本当にこれでいいのだろうかと戸惑う。到着すると、みんなびっくりするくらい喜んでくれて、来てよかったと心から思ったのです。
おじいちゃんには子供がいないようでした。葬儀を取り仕切っているのはおじいちゃんの姪夫婦。家族は2人の姪っ子だけのようでした。(そういえばおじいちゃんのところに家族が来ているのを見たことなかったなぁ)あとは私たちアパートの住人。週に2回アパートの掃除に来るマダムとその旦那さん(おじいちゃんとマダムはいつもお話してました。)という大きいとはいえない葬儀だったけど、パリの小さな通りの小さなアパートで静かに暮らしていたおじいちゃんが、生前望んでいたであろうこじんまりとしているけど、気持ちのこもった温かい式になったなと思います。
みんなで話していたけれど、おじいちゃんは本当にアパートの顔だったねって。生活に静かさを求めるけれど、話し好きで何時間でも立ち話をするおじいちゃんの存在はやっぱり住民のみんなにとっても、どこか生活の一部分だったんだなと。そしてみんな私と同じようにぽっかり穴が開いてしまったと感じているんだなとそのとき感じました。日本でも一人暮らしのお年寄りが亡くなってずいぶん経ってから発見されるなんてニュースになったりしてるけど、おじいちゃんの生活の音、カーテンや電気をみんなが気にしているってこと、異常のあった翌日には発見してあげられたことが、少しでもおじいちゃんの救いになればと思います。私はたぶんおじいちゃんを忘れないと思う。1年ちょっとという短い間だったけどお隣さんだったおじいちゃんを。亡くなる日まで規則正しい生活を続けた生粋のパリジャンであるおじいちゃんを。さようなら
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